本日の釣行時間 午前 11:30〜 午後2時30分
天気 晴れたり曇ったり 気温は4度
潮の動き 中潮 満潮 午前5:59 午後 6:24
干潮 午後12:14
本日は朝から春の始まりのように暖かく、波もなく、金もなく?!・・じゃなくて風もなく穏やかでした。
こういうことは一ヶ月に一回あるかどうかのチャンスなので急いで釣り支度をして11:00に出発しました。
イワシはまだ、手に入らないため今日もイソメでカレイ・アイナメ狙いで釣行しました。
目的地は釣果の多いミンゼン沖です。
黒崎沖は今、ナメタガレイがつれているということでタックルは手釣りのライン80lbと50号の錘、フィッシングサンゴオリジナルカレイ仕掛け流し専用(650円)です。早くロッド・リールがほしいですね!!!
目的地のミンゼンまでは母港から約20分ほどですが(8馬力の船外機は飛ばしても約時速10kmちょっとぐらい。)
去年10月から11月にかけてイワシでソイが釣れたポイントに直行しました。
このミンゼン周りは根が根崎側に伸びており極端に浅かったり深かったりとタナがとりにくいところで本日も根がかりで針を3回切りました。仕掛けは多めに持っていったほうがいいですよ。
さて、釣果のほうですが、30分ぐらいエレキモーターで調整しながら粘ってやっと最初のアタリは弱弱しいプルプルしたものたりないアタリでした。
ラインを回収してがっかり。
上記左側のカジカです。
味噌汁のだしは良いだしが出るので、なべにしたり、フライにするととってもおいしい魚なんですがねえ・・・。
10cmほどの大きさでしたが、イソメを3本つけたうちの2本を口の中に入れていました。
カジカは私と同じ食いしん坊だから何でも食ってきますねえ。
このサイズでは食べるところがないため即リリースです。同じ場所であと30分粘ってみましたがアタリはなく根がかりばかりだったので、根崎側に500mほど移動しました。
正午ころ腹も減っていたのでパンを食べようとしたら右側のアイナメが掛かってきました。
久しぶりの大きめのアタリであせってついでにコーヒーもこぼしてしまいました。
もったいない・・・。おっと関係ない話をしていました。
今年初めてのアイナメです。
うれしさでニヤニヤしながら回収してまた、がっかり。20cmほどしかなかったためこれも即リリースしました。
リリースしたときに手を洗いましたがずっとつけているには耐えられないほどの冷たさなので、まだ、魚は内湾まで入って居ないかもしれませんね。
釣りをしていると広田沖から数十隻の船が大船渡湾側に航路を通って戻っていくわけですが、これが今行われているイサダ漁の船なんですね。
今1kgが今朝の新聞で見ると22円だとか。
はっきり言って安いです。
漁師さんはすべてとは言いませんがこの冬の厳しい仕事をしている割にはなかなか収入が安定しなくて大変でしょうね。
私は仕事が休みの日に釣りに出ているわけですが、なんてのんきなことをしているんでしょうね〜。
でも、こうやって南は牡鹿半島沖の金鹿山、西には氷上山、五葉山、北に綾里崎を見ていると、何もかも忘れられて落ち着きます。
海が好きなんでしょうか。
午後2時頃から西の空が雪模様で風が吹いてきたため、また、びしょぬれになるのも嫌なのでこの辺で納竿としました。
母港にもどって船や道具を片付けているところへ2軒となりの知り合いの漁師さんが寄ってきて釣果を聞かれました。
「なんぼ釣った?」
「ちいせーの(小さいの)2匹ばり」
「なんだべ、たんねえなあ。(ものたりないな)もっと釣んねえば、おもしゃくねえべ(面白くないでしょ)。」
「だぁれー、さんむくてわがんねえもの(でも寒くてしょうがないもの)。」
「おらぁ、これから網刺しに行くが、中はさっぱりかがんねえなあ。(内湾で網には何も掛からない。)広田湾側で沖のほうでカレイが釣れてるって話だ。そこに網刺しに行く。」
「風が吹いてきたから気をつけていってきしゃい。(いってらっしゃい)」
気仙言葉で読みにくいでしょう・・・。浜ではこんな感じで話をしています。
読みにくい場合は読み飛ばしてください。
つまり、今はカレイが広田崎沖で釣れ始まっていて、まだ、大野湾側に中まで魚が入っていないということです。
3月はまた、一段と暖かくなってくるので船を出す機会が多くなるかと思います。
いつからヒラメが中に入り始めてくるか確かめたいと思いますのでまた、次に期待してくださいね。
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