平成23年6月28日 更新
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平成23年7月釣り日記
平成23年7月2日(土)
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平成23年7月22日(土)
東日本大震災後初めてのヒラメ釣り

2011年7月2日(土)      ページトップへ / トップページ
東日本大震災後初めてのヒラメ釣り


自宅のすぐそばにある大野海岸です。

今日は霧がかかっていました。

地盤沈下と津波の浸食で砂浜が少なくなっています。


 津波の被害があってから4か月目に入ろうとしています。

 まだ、ガレキもたくさん残っていて行方不明者も多いのですが、少しずつではあるもの復興へ向かっています。

 本来であれば釣りはまだ控えるべきなんでしょうけど、いつから釣りをしても良いという判断基準もあいまいなのも事実です。

釣りをしたくてもいつ行ったらいいのか悩んでい人が多いと思うんです。

 すぐ目の前に海があるのに・・・新鮮な魚が食べたいのに釣りをするのを遠慮して食べれないというのもなんだか淋しい気もするんですね。

 だから考えました。

 日中は作業している人も多いし、堂々とやるのも気が引けたので、作業が終わる夕方のわずかな時間でもルアーキャスティングでヒラメ釣りしてみようと勇気を持って海に出てみましたよ。

 残念ながら船はありませんので、ずいぶん久しぶりになりますが、陸からのルアーフィッシングです。

 

 タックルはボートシーバスをやろうと思って震災前に買った湾人のキャスティングロッド(30g〜90g)と、つい最近新しく買ったダイワのファントムJ4000番です。

 湾人のロッドは一度津波に流されたんですが、200m先の畑で箱に入ったまま傷みもなく回収できました。

 リールにはPE3号を巻いています。

 ルアーは、これもタックルケースに入ったまま流され回収できたマリアオフィスの56gのメタルジグです。

 サーフからやるには、かなり重装備なタックルですけど、これしかないので、これでやってみました。


 

 大野浜の防波堤は比較的破損が少なかったのですが、至るところでレンガがはがれていたり、手すりがひん曲がっていたりしています。
 

 ボランティアの方々が一生懸命片づけてくれて砂浜にはあまりガレキは残っていませんが、遊歩道には集められたガレキが所々に残っています。


 

 今日は釣り仲間3人で行ってきました。


 まずは砂浜に向かって黙とうして、それから久々第一投目です。

 ジグが重いので飛ぶことは飛ぶんですが、地盤沈下の影響でテトラポットまでの距離が遠くなり、その近くにあるポイントまで飛ばせません。

 津波で崩れたテトラが手前まで来ているので、底の状態がかなり変化しています。

 沈んだガレキも多いので、5回に一回は根掛かりしますね。

 ジグが底から1mぐらい上を泳ぐようにリールを巻くのですが、感覚が戻ってなくて、ロストこそなかったものの根掛かりが頻発します。


夕方6時30分ごろ、一緒に釣行してくれたA君パパが30cmあるかないかのヒラメを渓流釣り用のスプーンで釣りましたよ。


 

 「ずいぶん久しぶりだったけど、小さいながらもヒラメが釣れた。」と喜んでいました。

 スプーンはこちらで手に入りますよ。

 岩手紫波町にある 釣りの駅(座敷猫さんのお店です。)

 結局、私は一匹も釣れませんでしたけど、キャスティング出来ただけで満足でした。

 ニュースで銀ザケが捕れているらしいので、もしかして砂浜でも釣れるかと思いましたが、今日はダメでしたね。

 刺し網も定置網も入っていないので、もしかしたらサーフからいつもより大きいヒラメが狙えるのではないかと期待しながら、また、次回も釣行したいと思います。

 タックル類を洗うのに仮設住宅に適した場所がないので、洗って保管する場所を確保するのが大変ですね・・・部屋に置いてたら・・・邪魔って言われてしまった(涙)

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