本日の釣行時間 午前5時30分から午後12時30分
潮の動き 大潮 満潮 午前 2:11 午後 3:32
干潮 午前 8:55 午後 8:11
今日は、93cmを釣り上げた某有名な釣り人からお誘いを受け、大船渡市三陸町崎浜の広進丸さんという遊漁船に乗せさせていただきました。
午前3時に起きて、準備をして4時には家を出て現地に向かいます。
到着したのは午前5時でした。
決して飛ばしてはおりません・・・。
某有名釣り人に挨拶を済ませて、出港です。
崎浜港を5時30分に出港します。
私たち陸前高田市広田軍団?は、船ヒラメ初めての若社長と
いつも野球でお世話になっているA君パパです。
お食事中でした・・・すみません。f(^o^;)
二人とも船の窓に貼ってある1m級を上げた写真をみて、「今日は1mヒラメ釣るぞ〜。」と気合が入っております。
大塩岬から太陽を眺めながら・・・私もメーター級を祈ります。
目指す沖は、脚崎を越えた先の綾里湾です。
私の釣り位置は、船尾のトイレ前です。
本当はキャビン脇だったのですが、荷物が多いのでこちらに変更させていただきました。
タックルはダイワのリーオマスターヒラメ270、ダイワスマックL100、PE2号、オモリ30号、一本針の自作仕掛けです。
遊漁船に乗ることはあまりないのですが、何をしたらいいのか分からず、回りの釣り人がイワシを運んだり、タモを準備したりして手伝ってくれています。
イワシのサイズにびっくりです。
そのまま食べたほうが旨いんじゃないかというような15cm以上ある立派なイワシですよ。
他の遊漁船より立派なエサを使っていると評判は本当です。
私が使うイワシよりは、針の掛け方さえ間違わなければ、十分長生きするイワシです。
さて釣果のほうですが、周りのみなさんは何度か広進丸さんを利用されているようで、慣れた手つきで、イワシを手早くかけてもう、仕掛けを下ろしています。
私はというと・・・ちょっと勝手がわからず、一番最後に仕掛けをおろしたような気がします。
私が仕掛けを下ろしたときには、もうすでにサバ等の魚を釣られていた方がいました。
仕掛けを下ろして10分ぐらいしたでしょうか、イワシに食いつくアタリとしては、ちょっと小さいように感じられましたが、アワセを入れたくなるのを我慢しながらもロッドがさらに下がったところをゆっくりと上げるようにアワセたところ結構な良い引きに変わります。
「ヒラメヒット!!!」なんていいながら、引きを味わい、リールを巻いてきます。
見えてきたのは、47cmのヒラメでした。
自分自身としては、良いサイズだったと思います。
最後まで活かして持っていきたかったため、バッカンにエアーポンプを入れ、水を入れて凍らせたペットボトルを入れて水温が上がらないようにします。
途中、潮どまりが重なって、なかなかアタリがなくても船長さんは10分〜15分ぐらい何度も移動してくれました。
途中の写真がありませんが、若社長は初めてで、42cmのヒラメを上げていました。
A君パパは何度かアタリはあったものの、イワシに食いついて、はい、さようならという場面が多く、リリースのみでした。
全体的に今日は渋い釣果だったと思います。
私自身は、おかげさまで、47cmヒラメ2枚、45cmヒラメ、37cmヒラメ、カガミダイ2枚でした。
こちらからは脚崎を越えたときの写真です。
脚崎先端付近と沖に首(こうべ)崎です。
脚崎の先端付近には、足のような型をした岩がありました。
だから脚崎というのかな?
本当は違うようです。
アイヌの酋長の脚が流れ着いたというお話もあるし、昔、この地は鬼が多く住んでいて、退治した鬼の脚を流したという話もあるようです。
本当のところはわかりません。
脚崎先端付近です。
先端付近ということもあって波がすばらしく高いです。
越喜来(おきらい)湾内です。
竿をトントンしていたので、カレイ釣りかな?
清栄丸さんという名前が見えました。
今日の私の釣果です。
久しぶりにヒラメ釣りを堪能できました。
12時30分で納竿となりました。
崎浜港にもどり、解散となりました。
遊漁船は、船長さんがすべて操船してくれるため、ヒラメ釣りに集中できて楽ですね。
また、機会があったら利用したいと思います。
ちょっとワンポイント
遊漁船はどうしても船が流れる、走る方向として船首、船尾が釣果が上がりやすいようです。
そこで真ん中に座る方は、できれば上手な方や経験の多い方が座ったほうが良いと思うのですが、揺れが一番少ないので、たいてい酔いやすい方が座るケースが多いと思います。
遊漁船の船長さんもいろいろ気を使ってくれて真ん中でも釣果が上がるようにと船を何度も立て直して横に流してみたり、いっぱい釣っている人に一言声をかけて、釣り座を交換してくれるようにお願いしたりしてくれるのですが、(くじ引きで決まったというのは別ですよ。)真ん中でもなんとか釣果を上げる方法をちょっとだけ書いておきます。
もっとあると思うのですが、確信が持てないので、分かる範囲だけ書きますね。
@オモリはピカピカ光るアピール度の高いオモリを使う。
安いものでもかまわないですが、ピカピカ光るものが集魚効果はあると思います。
A針をかけた活きイワシは一気に下ろさない。
針をかけたイワシは少なからず痛いはず・・・人間だって同じです。
なるべく負担をかけずに弱らせないようにリールのラインを親指で滑らせながらゆっくり下ろしてあげてください。
孫針をつけた2本針だと余計に弱りやすいです。
海の底で元気に泳いでくれたほうがヒラメにはアピール度が高いですよ。
また、一気に下ろすとイワシが仕掛けに絡みやすくなります。
B誰よりも仕掛けを早く下ろす。
仕掛けを下ろすというのは、海の底に早くイワシを下ろすことです。
また、一気に下ろさないように仕掛けの投入を早くするという意味です。
先に下りてきたエサにヒラメは反応しやすいです。
Cタナをしっかりキープする。
うねりがあるとどうしてもタナがばらつきやすいです。
うねりが上がったらロッドを下げ、うねりがあがったらロッドを上げてタナをキープすることでイワシに負担がかからず、自然に泳いでいる・・・と思います。
そのままにしていると船が動いたときにタナが上がったり、さがって根に触れて根掛りしたりしますので、何度か調整してタナをキープしたほうが良いと思います。
Dイワシを食おうか迷っているヒラメにイワシをアピール
ずっとタナをキープしていてもかまわないのですが、時々、自分の判断で、ロッドをゆっくり上げて5秒ほど、そこで止めて、また、もとのタナにゆっくり戻すとイワシに食いつこうか迷っているヒラメにアピールして食いつかせることができることがあります。
船長さんに「移動しますので仕掛けを上げてください。」といわれたら、一気に巻くのではなく、イワシが弱らない程度にゆっくり目に巻くと、食いつこうと迷っていたヒラメがイワシを追ってきて食いつくことがあります。
また、イワシを弱らせないこともできるので仕掛けはゆっくり目に巻いてみてください。
あまり遅すぎると船長さんに「早く巻いて」と言われることがあるかも・・・言われたことはないですが。
Eイワシを大切にする。
私自身もそうですが、イワシを手に入れるのに大変な手間と時間がかかっています。
隣の県まで行って買ってくる遊漁船もありますので、船長さんの、なみなみならぬ努力をわかってあげてください。
イワシの売主は、カツオ船優先にするので、なかなか売ってくれないものなんです。
針をかけるときは、脳みそに刺さないように、また、一度手を海水で濡らしてからイワシを持って速やかに針を刺してください。
どうしても暴れて困るときは、イワシの目を隠してください。
そうするとイワシは大人しくなり、針をさしやすくなります。
まだ、まだ、あるのですが、今のところこのぐらいが自分としてはできることです。
でもこれを船首、船尾の人がやってしまうと・・・保障はできませんが・・・。f(^o^;)
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